今日は鹿児島県産の金柑をご紹介します。
春彼岸の頃まで楽しめる金柑は、皮ごと食べる小さな果物で、皮の独特の苦みと果肉の甘みや酸味、また香りが特徴的です。
昔から風邪予防やのどの痛みに効果があるとして重宝されてきました。ビタミンCが豊富に含まれており、皮にはビタミンCの吸収を高める効果があるヘスペリジンも含まれているとされています。
今年は全体的に大玉傾向で、甘みが強い傾向です。
選ぶ際は、皮に傷が無くツヤ・ハリがあり、濃いオレンジ色をしているものが良いでしょう。
常温でも保存できますが、冷蔵庫へ入れる際はポリ袋などに入れて乾燥を防ぐとより長持ちします。
生食はもちろん、甘露煮やはちみつ漬けにするのも美味しいです。まずは生で皮ごと食べてみて、それから別の食べ方にしてみると楽しいでしょう。
今が旬の金柑、ぜひご賞味ください。
(紹介者:果実部 太田)