【12月7日】青森県産 一町田セリ

今日は青森県産の一町田セリをご紹介します。

弘前市一町田で栽培されるセリは、冬でも凍ることのない豊富な湧水を利用しており「一町田セリ」と呼ばれ親しまれています。藩政時代から続くと言われる伝統野菜で、津軽の冬の風物詩です。

独特の強い香りとシャキシャキとした食感が特徴で、根も美味しく食べられます。

セリにはビタミンCが多く含まれ、冬場の免疫力向上に一役買ってくれそうです。他にもカロテンや鉄分などミネラルも多く含んでいます。

春の七草に数えられ、胃腸の調子を整える働きがあるといわれることから、年末年始にも重宝されます。

鍋にするとたくさん食べられるのでオススメです。また、卵とじや天ぷらも美味しいです。

他にも、茶わん蒸しに入れたり、サッとゆでておひたしやナムルにしたり、炊き立てのご飯に混ぜ込んで食べたりなど様々な食べ方があります。ぜひご賞味ください。

選ぶ時は葉が青々としていて茎がシャキッとしているものを選ぶと良いでしょう。

保存する際は、濡らした新聞紙で根の部分を包み、全体をラップで包んでできるだけ立てて保存してください。

津軽の冬の風物詩、ぜひたくさんご賞味ください。

(紹介者:そ菜部 白戸)