今日は熊本県産ジューシーオレンジの紹介です。
ジューシーオレンジは、熊本県河内町で偶然発生した品種で、文旦に似た特徴を持っています。発祥の地名から「河内晩柑」とも呼ばれています。また、「和製グレープフルーツ」とも言われ、果皮の色は黄色で、グレープフルーツと似た感じです。皮は柔らかく、手で剥くことができ、果肉は淡黄色で果汁が多く、わずかに苦みがありますがグレープフルーツ程ではなく、さっぱりとした甘味と酸味が広がります。
栄養素として、ビタミンCとシネフェリンを豊富に含んでおり、風邪予防にも大きな効果があるそうです。また、体内の酸性物質の減少や疲労回復に有効なクエン酸や、整腸作用のあるペクチンも多く含まれています。
店頭では、1個100円くらいで販売されています。商品の見分け方は、表面に張りと艶があり、手に持った時にずっしりと重みを感じるものを選びましょう。保存方法は、室内の風通しのよい冷暗所でも大丈夫ですが、剥き出しで置いておくと水分がどんどん失われていくので、なるべく袋などに入れ冷蔵庫の野菜庫に入れる事をお勧めします。
(紹介者:果実部 工藤)